グラングリーン大阪うめきたクリニックの島田英徳です。
フェイスラインをすっきりと見せたい、二重顎が気になる、といったお悩みに対して、顔の脂肪吸引は選択肢の一つとして考えられます。特に頬や顎下の脂肪は、ダイエットをしても変化を感じにくい場合があり、医療的なアプローチを検討される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、施術を受けるにあたって気になるのが「ダウンタイム」です。どのくらいの期間、どのような症状が出るのか、仕事や日常生活への影響はどうかなど、事前に知っておきたいことは多いでしょう。
この記事では、顔の脂肪吸引(頬・顎下)におけるダウンタイムの一般的な経過や症状、期間中の過ごし方について解説します。施術を検討する上で、リスクや注意点を正しく理解し、ご自身にとって適切な判断をするための一助となれば幸いです。
顔の脂肪吸引で期待されること
顔の脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる細い管を用いて、頬や顎下などの気になる部分の脂肪細胞を物理的に吸引・除去する施術です。脂肪細胞そのものの数を減らすことを目的とするため、体重の大きな変動がなければ、施術部位はリバウンドしにくいと考えられています。これにより、フェイスラインがシャープに見えたり、二重顎がすっきりとした印象になったりといった変化が期待されます。
ただし、吸引できる脂肪の量には限界があり、骨格や皮膚のたるみの状態によっては、期待される変化の程度に個人差が生じます。また、理想の仕上がりを目指すには、医師が個々の顔のバランスを見極め、適切な量の脂肪を吸引する技術と経験が重要になります。どのような施術にも言えることですが、効果を保証するものではなく、医師による診察と適応判断が不可欠です。
顔の脂肪吸引後のダウンタイムの主な症状と期間
顔の脂肪吸引後には、身体が回復する過程でいくつかの症状が現れます。これらの症状の出方や期間には個人差がありますが、一般的な目安を知っておくことは大切です。主な症状と期間の目安は以下の通りです。
- 腫れ・むくみ
施術後、最も気になる症状の一つです。一般的に、術後2~3日後をピークに、1~2週間ほどで大きな腫れは落ち着いてくる傾向があります。完全にむくみがとれてすっきりとした印象になるまでには、1ヶ月から3ヶ月程度かかることもあります。 - 内出血
皮膚の下で出血が起こることで、施術部位が紫色や黄色っぽく見えることがあります。通常、1~2週間程度で徐々に吸収され、薄くなっていきます。メイクでカバーできる場合が多いです。 - 痛み・違和感
施術後は、筋肉痛のような鈍い痛みや、触ったときの違和感が出ることがあります。多くの場合、処方される鎮痛薬でコントロールできる範囲ですが、痛みは数日から1週間程度続く可能性があります。 - 拘縮(こうしゅく)
脂肪を吸引した部分の皮膚が硬くなったり、表面が凸凹したように感じられたりする現象です。これは、組織が回復する過程で起こる正常な反応の一つで、術後1~3週間頃から始まり、3~6ヶ月ほどかけて徐々に柔らかく、なめらかになっていきます。
これらの期間はあくまで一般的な目安であり、吸引する脂肪の量、体質、術後の過ごし方などによって異なります。不安な症状が続く場合は、施術を受けた医療機関に相談することが重要です。
ダウンタイム中の過ごし方と注意点
ダウンタイムをできるだけ穏やかに過ごし、スムーズな回復を促すためには、いくつかの注意点があります。医師の指示に従うことが最も重要ですが、一般的に推奨される過ごし方をご紹介します。
- 圧迫固定
施術後は、腫れや内出血を抑えるために、フェイスバンドなどによる圧迫固定を指示されることが多くあります。指定された期間、正しく装着することが大切です。 - 身体を温める行為を避ける
血行が良くなると腫れや内出血が悪化する可能性があるため、術後しばらくは長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒などは控えるようにしましょう。シャワーは翌日から可能な場合が多いですが、医師の指示を確認してください。 - 食事
塩分の多い食事はむくみの原因となることがあるため、ダウンタイム中は塩分控えめの食事を心がけると良いでしょう。 - 睡眠
就寝時に枕を高くして頭を心臓より高い位置に保つと、顔のむくみが軽減されやすいと言われています。 - 仕事や学校
デスクワークなど身体的な負担が少ない仕事であれば、数日の休みで復帰される方もいますが、腫れや内出血が気になる場合は、1週間程度の休みを確保すると安心かもしれません。ご自身の仕事内容や回復状況に合わせて計画することが大切です。
大阪・梅田で顔の脂肪吸引を検討する際に
大阪・梅田エリアで顔の脂肪吸引を検討されている場合、多くの選択肢の中から自分に合ったクリニックを見つけることが重要です。グラングリーン大阪 うめきたクリニックは、大阪駅に隣接し、アクセスしやすい立地にあります。お仕事帰りやお買い物のついでにもご相談いただきやすい環境です。
顔の脂肪吸引は、専門的な知識と技術を要する施術です。施術を受ける前には、必ず医師によるカウンセリングを受け、ご自身の骨格や脂肪のつき方、皮膚の状態などを正確に診断してもらう必要があります。その上で、施術のメリットだけでなく、ダウンタイムの具体的な経過、起こりうるリスクや副作用、費用について十分に説明を受け、納得してから判断することが大切です。グラングリーン大阪 うめきたクリニックでは、医師が直接お悩みをお伺いし、一人ひとりの状態に合わせたご提案をさせていただきます。
まとめ
顔の脂肪吸引は、頬や顎下の脂肪にアプローチし、フェイスラインを整える選択肢の一つです。しかし、施術にはダウンタイムが伴い、腫れや内出血、拘縮といった回復過程を経る必要があります。ダウンタイムの期間や症状には個人差がありますが、一般的な経過を理解し、術後の過ごし方を守ることがスムーズな回復につながります。
最終的な判断は、インターネットの情報だけで行うのではなく、専門の医師に直接相談することが不可欠です。ご自身の希望を伝え、リスクや注意点を含めて十分に理解した上で、慎重に検討を進めてください。
参考情報
- PMC: Multi-modal treatment strategy for achieving an aesthetic lower face. (2020)
- 厚生労働省: 医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書 / Q&A (2023)
- 厚生労働省: 医療広告規制に関する情報
監修医師紹介
医療法人島田クリニック理事長
グラングリーン大阪うめきたクリニック診療部長
島田 英徳
2005年徳島大学医学部医学科卒業。初期研修後、米国医師資格(ECFMG certification)を取得し、米国ワシントン大学一般外科にてサブインターンとして研修。京都大学大学院医学研究科博士課程、京都大学iPS細胞研究所研究員を経て、2013年に島田クリニックを開業。グラングリーン大阪うめきたクリニック(https://umekitaclinic.org)では、内料・小児科から細胞治療や美容医療に至るまで、幅広い診療に携わる。
※本記事の医師監修に関して、学術部分のみの監修となり、医師が具体的な施術や商品等を推奨しているものではございません。