グラングリーン大阪うめきたクリニックの島田英徳です。
近年、気象ニュースなどで「エルニーニョ現象」という言葉を耳にする機会が増えたかもしれません。この気象現象が、実は私たちの肌の健康、特に紫外線による影響と無関係ではない可能性があります。日差しが強い日が増えると、シミやそばかす、肌の老化といったお悩みにつながりやすくなります。この記事では、エルニーニョ現象と紫外線の関係性から、日々のスキンケア、そして大阪・梅田エリアでシミ対策を検討されている方への選択肢について解説します。
エルニーニョ現象と紫外線の関係
エルニーニョ現象は、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より高くなる状態が続く現象です。これが起こると、世界中で異常気象が発生しやすくなると言われています。日本では、夏場に太平洋高気圧の張り出しが弱まり、曇りや雨の日が多くなって冷夏になる傾向や、逆に猛暑になる可能性も指摘されています。
重要なのは、こうした気候の変動が日照時間や雲の量に影響を与え、結果的に私たちが浴びる紫外線の総量に変化をもたらす可能性があるという点です。たとえ曇りの日であっても紫外線は地上に降り注いでおり、晴れの日が続けば、肌はより多くの紫外線ダメージを蓄積することになります。そのため、例年以上に紫外線対策への意識を高めることが大切になると考えられます。
紫外線が肌に与える影響とは
紫外線は、肌の老化の大きな原因の一つとされ、「光老化」とも呼ばれます。紫外線には主にUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2種類があります。
- UVA(紫外線A波):波長が長く、肌の奥深く(真皮層)まで到達します。コラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力を保つ成分にダメージを与え、しわやたるみの原因となります。
- UVB(紫外線B波):主に肌の表面(表皮)に作用し、日焼けによる炎症(サンバーン)や、メラニン色素の生成を促してシミ・そばかすの原因となります。
これらの紫外線ダメージはすぐに現れるものだけでなく、時間をかけて肌の内部に蓄積されていきます。若い頃に浴びた紫外線が、数年後、数十年後にシミやしわとして現れることも少なくありません。そのため、年齢にかかわらず、日々の継続的な紫外線対策が重要です。
日常生活で取り入れたい紫外線対策
紫外線から肌を守るためには、基本的な対策を毎日続けることが何よりも大切です。以下のような対策を習慣にすることをお勧めします。
1. 日焼け止めの使用
外出する際はもちろん、室内で過ごす場合でも窓から紫外線は入ってくるため、日焼け止めを使用することが望ましいです。SPFやPAの値を参考に、シーンに合わせて選びましょう。汗をかいたり、時間が経ったりすると効果が薄れるため、2〜3時間おきに塗り直すことを心がけてください。
2. 物理的な遮光
日傘、帽子、サングラス、UVカット機能のある衣類などを活用し、物理的に紫外線を遮ることも有効です。特に日差しの強い時間帯(午前10時〜午後2時頃)の外出を避けるなどの工夫も大切です。
3. スキンケア
紫外線対策と合わせて、日々のスキンケアも重要です。保湿をしっかり行い、肌のバリア機能を整えることで、紫外線ダメージを受けにくい健やかな肌状態を保つことにつながります。また、ビタミンC誘導体などが配合された化粧品や、医療機関で取り扱っているドクターズコスメなどを取り入れるのも一つの方法です。
医療機関でのシミ治療という選択肢
セルフケアを徹底していても、すでにできてしまったシミやそばかすにお悩みの方もいらっしゃるでしょう。そのような場合、美容医療によるアプローチも選択肢の一つとなります。シミには様々な種類があり、それぞれに適した治療法が異なります。自己判断でケアを続けるよりも、一度医師の診察を受けることで、ご自身の肌状態に合った方法を見つけやすくなります。
例えば、IPL(Intense Pulsed Light)という光治療は、シミやそばかす、赤ら顔など、複数の肌悩みに同時にアプローチすることが期待できる治療法です。グラングリーン大阪 うめきたクリニックでは、「ルメッカ」というIPL治療機器を導入しています。これは、幅広い波長の光を肌に照射することで、メラニン色素やヘモグロビンに反応させ、肌のトーンアップや透明感の向上が期待できるものです。治療にはダウンタイムが比較的短いという特徴がありますが、効果の現れ方には個人差があり、複数回の治療が必要になる場合があります。
どのような治療が適しているかは、医師が肌の状態を直接診察した上で判断します。治療のメリットだけでなく、リスクや副作用、必要な回数や期間についても、診察時にしっかりと確認することが重要です。
大阪・梅田で肌の悩みを相談するなら
紫外線対策やシミ治療について考え始めたとき、どこに相談すればよいか迷うかもしれません。グラングリーン大阪 うめきたクリニックは、大阪・梅田のグランフロント大阪北館に隣接するグラングリーン大阪内にあり、お仕事帰りや買い物のついでにも立ち寄りやすい立地です。
グラングリーン大阪 うめきたクリニックでは、医師がカウンセリングと診察を行い、患者様一人ひとりのお肌の状態やライフスタイルを考慮した上で、ルメッカ(IPL)を含む治療の選択肢や、ドクターズコスメなど日々のスキンケアについてご提案します。治療の適応やダウンタイム、考えられるリスクなどについても丁寧にご説明いたしますので、まずは一度ご相談ください。どのようなアプローチがご自身にとって適切か、一緒に考えていきましょう。
美容医療に関する詳しい情報については、以下のページもご参照ください。
詳細はこちらまとめ
エルニーニョ現象のような気候変動は、私たちの生活や健康にも間接的な影響を及ぼす可能性があります。特に紫外線は、年間を通じて対策が必要な肌の大敵です。日々のセルフケアを基本としながら、すでに気になっているシミなどのお悩みについては、医療機関に相談することも有効な手段です。ご自身の肌と向き合い、適切なケアを始めるきっかけとして、この記事がお役に立てば幸いです。
参考情報
監修医師紹介
医療法人島田クリニック理事長
グラングリーン大阪うめきたクリニック診療部長
島田 英徳
2005年徳島大学医学部医学科卒業。初期研修後、米国医師資格(ECFMG certification)を取得し、米国ワシントン大学一般外科にてサブインターンとして研修。京都大学大学院医学研究科博士課程、京都大学iPS細胞研究所研究員を経て、2013年に島田クリニックを開業。グラングリーン大阪うめきたクリニック(https://umekitaclinic.org)では、内料・小児科から細胞治療や美容医療に至るまで、幅広い診療に携わる。
※本記事の医師監修に関して、学術部分のみの監修となり、医師が具体的な施術や商品等を推奨しているものではございません。