グラングリーン大阪うめきたクリニックの島田英徳です。
夏はレジャーやイベントなど楽しい季節ですが、肌にとっては紫外線や汗、冷房による乾燥など、過酷な環境にさらされる時期でもあります。日焼け対策はしていても、かゆみや赤み、ニキビといった肌荒れに悩まされる方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、夏に肌荒れが起きやすい原因と、ご自身でできる基本的なスキンケア対策について解説します。セルフケアで改善が難しい場合の選択肢として、美容クリニックで受けられるスキンケアについてもご紹介します。
なぜ夏に肌荒れが起きやすいのか
夏の肌トラブルは、主に「紫外線」と「汗」が大きく関係しています。これらの要因がどのように肌に影響を与えるのか、基本的なメカニズムを知ることが対策の第一歩です。
- 紫外線によるバリア機能の低下
紫外線(UV)を浴びると、肌の最も外側にある角層がダメージを受け、肌の水分を保持し、外部の刺激から守る「バリア機能」が低下しやすくなります。バリア機能が弱まると、肌は乾燥しやすくなり、少しの刺激でも赤みやかゆみなどの炎症反応が起きやすくなります。 - 汗による刺激と細菌の繁殖
汗そのものは肌の潤いを保つ役割も担っていますが、長時間肌表面に残ると、蒸発する際に肌の水分を奪い、乾燥を招くことがあります。また、汗や皮脂を放置すると、それをエサにする細菌が繁殖しやすくなり、ニキビやあせもといった肌トラブルの原因となる可能性があります。 - 冷房による乾燥
屋外の高温多湿な環境とは対照的に、室内では冷房によって空気が乾燥しています。この寒暖差と乾燥した環境は、肌の水分バランスを乱す一因となり、バリア機能の低下につながることがあります。
ご自宅でできる夏の基本スキンケア
夏の肌荒れを防ぐためには、日々のスキンケアが重要です。以下の3つのポイントを意識してみましょう。
1. 丁寧な紫外線対策
日焼け止めは、外出する30分前には塗るようにし、2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されます。汗をかいたり、タオルで拭いたりした後は、その都度塗り直すとより効果的です。SPFやPAの数値だけでなく、使用感や肌質に合ったものを選ぶことも大切です。
2. 優しく洗うことと清潔の保持
汗や皮脂を洗い流すことは大切ですが、洗浄力の強すぎる洗顔料でゴシゴシ洗うと、必要な皮脂まで奪ってしまい、かえって肌の乾燥を招くことがあります。洗顔料をよく泡立て、肌をこすらないように優しく洗いましょう。汗をかいた際は、濡れたタオルやハンカチで優しく押さえるように拭き取ることがポイントです。
3. 保湿の徹底
夏は肌がべたつくため、保湿ケアを怠りがちですが、紫外線や冷房で肌の内部は乾燥している可能性があります(インナードライ)。化粧水で水分を補給した後、さっぱりとした使用感のジェルや乳液などで水分が逃げないように蓋をしましょう。肌の状態に合わせて保湿剤を選ぶことが大切です。
セルフケアで改善しない場合の選択肢
基本的なスキンケアを続けても、ニキビやシミ、くすみといった肌荒れが改善しない場合、美容クリニックに相談するのも一つの方法です。医療機関では、医師が肌の状態を診察した上で、より専門的なアプローチを提案することができます。
例えば、以下のような施術が選択肢として考えられます。
- IPL(光治療): シミやそばかす、赤みなど、複数の肌悩みに同時にアプローチすることが期待できる治療法です。紫外線ダメージによる色素沈着のケアに適している場合があります。
- ケミカルピーリング: 肌の表面に薬剤を塗り、古い角質や毛穴の汚れを取り除くことで、肌のターンオーバーを整えることを目指す施術です。ニキビや毛穴の目立ちが気になる場合に検討されます。
- イオン導入: 微弱な電流を用いて、ビタミンCなどの美容成分を肌の深層部へ浸透させることを目指す施術です。日焼け後のケアや、肌の乾燥が気になる場合に選択されることがあります。
- 内服薬・外用薬: シミや肝斑、ニキビに対して、ビタミン剤やトラネキサム酸などの内服薬、あるいは外用薬を処方することもあります。肌の状態や体質に合わせて医師が判断します。
これらの治療は、いずれも医師の診察のもと、個々の肌の状態や悩みに合わせて適切な方法を選択することが重要です。
梅田で肌の悩みを相談するには
夏の肌荒れについて専門的なアドバイスを求めたい場合、美容クリニックでのカウンセリングが有効な選択肢となります。どのような治療が自分に適しているのか、また治療に伴うリスクや副作用、必要な期間や回数について、事前に十分な説明を受けることが大切です。
グラングリーン大阪 うめきたクリニックは、大阪・梅田駅に直結しており、お仕事や買い物のついでにもアクセスしやすい立地にあります。グラングリーン大阪 うめきたクリニックでは、医師が丁寧にカウンセリングを行い、一人ひとりの肌質やライフスタイルを考慮した上で、適切なスキンケアプランをご提案します。肌のことでお悩みの方は、まずは一度ご相談ください。
どのような施術があるかについては、以下のページでもご確認いただけます。
美容医療ページを見るまとめ
夏の肌荒れは、紫外線と汗が主な原因となって引き起こされることがあります。日々の紫外線対策や正しい保湿ケアを基本とし、肌を清潔に保つことが大切です。セルフケアだけでは改善が難しいと感じる場合は、一人で悩まずに専門の医療機関に相談することをおすすめします。医師の診察を通じて、ご自身の肌状態を正しく理解し、適切なケアを見つけることが、健やかな肌を保つための近道となるでしょう。
参考情報
監修医師紹介
医療法人島田クリニック理事長
グラングリーン大阪うめきたクリニック診療部長
島田 英徳
2005年徳島大学医学部医学科卒業。初期研修後、米国医師資格(ECFMG certification)を取得し、米国ワシントン大学一般外科にてサブインターンとして研修。京都大学大学院医学研究科博士課程、京都大学iPS細胞研究所研究員を経て、2013年に島田クリニックを開業。グラングリーン大阪うめきたクリニック(https://umekitaclinic.org)では、内料・小児科から細胞治療や美容医療に至るまで、幅広い診療に携わる。
※本記事の医師監修に関して、学術部分のみの監修となり、医師が具体的な施術や商品等を推奨しているものではございません。